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印刷方法とは《その1》オフセット印刷

オフセット印刷は、凹凸のない平らな版の上に科学的にインキの馴染みやすい部分を作り、水とインキの相性の悪さを利用してインキを転写させる方法です。

親水性部分を作った版の上にまず水を塗り次にインキを塗ります。インキと水は反発しあうので版上の親水性でない部分にだけインキがつきます。このインキを一度ブランケットと呼ばれるゴムの版胴に転写した後、用紙に転写させます。これがオフセット印刷で今日では新聞を初めとする出版物、ポスター、チラシ等ほとんどの印刷物に使われています。

用紙は一般に枚葉のものを使用しますがシール、ラベルなどロール仕上げが必要な物や逆に新聞等の超大ロットのものにはオフセット輪転機が使用されます。

機械の種類によって大ロットから小ロットまで対応でき、写真製版によってほとんどの物を4色プロセスカラーで印刷することが出来ます。

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